SdCブラックジャック/説明書

ゲームの流れ

〔1〕 初期マスターを決める

 ゲームの最初に、両者が1枚ずつカードを引き、そのカードの強い方(後述のカードの強さを参照してください)を初期のマスターとします。マスターは、カード交換やドロップ宣言を先に行う方です。マスターでない方を、スレイブと称します。
 結果を確認したら、[NEXT] をクリックして下さい。

〔2〕 手札を配る

 すべてのカードをシャッフルして、マスターから順に一枚ずつ、各々計二枚のカードを配ります。このとき、はじめの一枚は伏せ札です。(自分だけに見えて、相手には隠されるカードのことです。)画面左側のカードがそれで、プレイヤー側の伏せ札は一見、表になっていますが、COMには見えていません。残りの一枚は表にされていて、相手にも見えることになります。

〔3〕 マスターから追加のカードを引く

 手札を見て、マスターからカードを追加して引いていきます。はじめの二枚だけで、全く引かなくても構いません。また、カードは最高で四枚まで引けますが、手札がオーバーフローしたらそれで終わりです。マスターがカードを引き終わったら、今度はスレイブが同じようにカードを引きます。
 カードを引きたいときは、伏せ札の上方の [DRAW] をクリックしてください。画面右端の [NEXT] をクリックすると、カードをもう引かないことになります。

〔4〕 マスターから降りるかどうかを決める

 マスターから、自分の手札と相手の公開されている手札とを見て、ドロップ宣言をするかどうか決めます。ただし、オーバーフローしている場合はドロップはできません。ドロップした場合、必ず負けますが、相手に与えられるポイントが低くなりますので、敵いそうにないときはドロップするのも手です。マスターがドロップしなかったときは、今度はスレイブがドロップするかどうかを決めます。
 画面左側の [DROP] をクリックするとドロップし、右側の [CALL] をクリックすると、ドロップしないことになります。

〔5〕 カードを公開して勝敗を決める

 そうして、手札を公開して勝者を決めます。(ただし、前述したように、ドロップした側は自動的に負けになります。)勝者の決め方については、後述の手札の合計点を参照してください。
 それから、得点を計算します。

ドロップなしの勝者
2点
どちらもドロップしなかったとき、勝者には2点が与えられます。
ドロップありの勝者
1点
どちらかがドロップした場合、勝者には1点が与えられます。
敗者
0点
敗者に与えられる得点は基本的にありません。(ただし、ドロップをしないブラックジャックの場合は得点できます。)

 さらに、勝ち負けに関わらず、ドロップしなかったときは、ボーナス点が加算されることがあります。

ブラックジャック
+1点
手札の合計点がちょうど21だった場合のボーナスです。(ドロップしなかったときのみ。)

〔6〕スコアをチェックする

 互いのスコアをチェックします。先に21点以上に達した側が最終的な勝利者になります。(スコアに関しては、21点を越えても問題ありません。)なお、両者が同時に21点以上に達した場合、得点の大きい方が最終的な勝者になります。それも同じなら、最終シーズンを取った方を勝利者とします。
 まだ決着がついていないなら、シーズンに勝った側が新たなマスターになり、〔2〕に戻ります。

〔7〕 採点評価を表示する

 決着が付いたあとに、[NEXT] をクリックするとあなたの評価値を見ることができます。それぞれ、以下の項目を採点します。

トータル( Total )
下記のリザルトとドローの総合に、ブラックジャックがボーナスとして加味されます。
リザルト( Result )
最終的な勝敗と、そのときの両者の得点の比で決まります。
ドロー( Draw )
カードを引いたときの成功率です。(ただし、合計点が11点を越えている場面のみをカウントします。このようなことがなかった場合は、none と表示されて採点から除外されます。)
ブラックジャック( Black Jack )
ブラックジャックを取った割合です。(ボーナス項目です。)

 ブラックジャックは%表記ですが、すべて100点満点です。さらに、Total に応じて黄金の星が点灯し、メッセージが表示されますので、最高の評価を目指してがんばってください! 結果を確認した後、スクリーンをクリックすると、全てのデータがリセットされて〔1〕に戻り、新たなゲームが始まります。

手札の強さ

ランクの強さ

 絵札(J>K>Q)、数札(数が大きい順)、エース(A)の順で強さが決まっています。Jが最強で、Aが最弱なので注意してください。

スートの強さ

 風(黄)>火(赤)>水(青)>地(緑)の順で強さが決まっています。(風が最強、地が最弱ということです。)

カードの強さ

 まず両者のランクで比べ、強い方の勝ちです。もしもランクが同じなら、スートの強い方を勝ちとします。
 このランク優先の決定方法は、〔1〕でマスターを決める場合に引いたカードの強さを比べるときに採用します。また、後述する手札の役が同じだった場合に、最も高位のカードの強さを比較する場合にも用います。

手札の合計点

 SdCブラックジャックでは、カードごとに点数が決まっています。これは、スートには関係なく、ランクのみで決定します。点は、以下の通りです。

エース(A)
1点または11点のいずれか有利な方とみなします。
絵札(J、Q、K)
10点とみなします。
数札
描かれている数字通りの点です。

 以上により、手札の合計点を計算します。そして、手札の合計点が21以下で、できるだけ21に近い方が勝ちます。つまり、以下の通りになります。(役名、手札の合計点、両者が同じ役の場合の取り扱い、の順で説明します。)

ブラックジャック( BLACK JACK )
21点
最も高位のカードが強い方の勝ちです。
トゥウェンティ( TWENTY ) 〜 テン・オア・レス( TEN or LESS )
20点以下
合計点が大きい方の勝ちです。それも同じ場合は、最も高位のカードが強い方の勝ちです。
オーバーフロー( OVER FLOW )
22点以上
最も高位のカードが強い方の勝ちです。

 SdCブラックジャックでは、手札の枚数、構成に関わらず、合計点が同じものはすべて同じ役とみなします。そして、同じ役の場合は、高位のカードで勝敗を決めます。ただし、オーバーフローに関しては、21点をいくら越えても同じ役で、高位のカードで勝敗を決めることになります。(テン・オア・レスについては数の違いを考慮します。)
 したがって、例えば「A、Q」のブラックジャックが「2、9、J」のブラックジャックに負けることになりますので、注意してください。

著作・制作/永施 誠
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