SdCチェッカー/説明書

 基本的なルールは世間一般に広まっている通常のチェッカーと同じです。SdCチェッカーは、画面上側のチェッカー(駒)を操るコンピュータ( COM )と、画面下側の駒を動かすプレイヤー( YOU )の二人対戦方式です。なお、赤( RED-SUN )が先手、青( BLUE-MOON )が後手になっています。

基本的な進行

 先手、後手の順で、交互に駒を動かし、相手を全滅させるか、手詰まりに追い込むのが目的です。

駒の動かし方

斜め前方の原則

 駒は、斜め前方にのみ、1マスずつ動かすことができます。つまり、駒は白い部分にしか置けません。ただし、上下左右の壁を突き抜けて進むことはできませんし、進もうとする方向に味方(自色)の駒がある場合も動かすことはできません。

 コンピュータの駒は画面下方向に、プレイヤーの駒は画面上方向に1つずつ進むことになります。

成ると斜め後方にも

 駒が一番奥の行に到達すると、駒は成り(チェッカーが二枚重ねになります)、斜め後方にも動けるようになります。

 コンピュータの駒は画面最下段、プレイヤーの駒は画面最上段に至ると成るわけです。

駒の取り方

ジャンプと連続ジャンプ

 駒が進もうとする方向に敵(異色)の駒があって、さらに向こう側が空地になっている場合、敵の駒を飛び越えて進むことができます。そして、その敵の駒を取ることができます。(取った駒を、将棋のように、また使うことはできません。チェスと同じで、盤面から消えてなくなります。)
 また、このように飛び越えて進んだ駒が、もう一度敵の駒を取ることができるならば、連続して飛び越えて行くことができます。これは何回でも重複しますが、敵の駒を飛び越えて、自分の駒が成った時はそれで終わりです。(成った後に敵の駒が取れるような場合でも、連続して駒を取ることはできません。)

ジャンプできるときは必ずジャンプする

 敵の駒を飛び越えられる駒があった場合、必ず敵の駒を取るようにしなければなりません。ただし、複数の駒にその可能性がある場合は、そのどれを選んでも構いません。(動かした駒が連続して敵を飛び越えられるなら必ずそうしなければなりませんが、複数の駒で相手を飛び越せるときに、連続して敵を飛び越せる駒を動かさなければならない、というわけではありません。)

決着条件

全滅か手詰まりか

 相手の駒を全滅させた場合(最後の一駒を取ったとき)は勝ちです。また、自分の手順が回ってきたのに、動かせる駒が一つもないときは負けです。

タイムオーバー(独自ルール)

 128ターンが経過した場合、残りの駒数が多い方の勝ちになります。もし、残りの駒数が同じなら、引き分けになります。(このとき、駒が成っているかどうかは関係ありません。)

著作・制作/永施 誠
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